「地域とともに育ち、地域とともに歩む」
わくわくワークスは、地域の中で生まれ、地域とともに育っていく事業所です。
私たちが目指しているのは、ただの“福祉施設”ではなく、地域の人々と自然なかたちでつながり、共に笑顔をつくっていける“ひらかれた居場所”です。
農業やものづくりを通じて、地域の方々と出会い、支え合い、学び合う。そんな関係性を大切にしながら、日々の活動を積み重ねています。
ここでは、わくわくワークスが地域とどのようにつながっているのか、その取り組みをご紹介します。


地域イベントへの参加
わくわくワークスでは、地域で開催されるマルシェや福祉イベント、収穫祭などに積極的に参加しています。
利用者さんと一緒に育てた明日葉やブルーベリー、ぶどうなどの農産物や、手づくりの加工品を販売することで、地域の方々と直接ふれあう機会を大切にしています。
イベントでは、利用者さんが販売ブースに立ち、お客様と会話を交わすこともあります。
「これ、おいしかったよ」
「また買いに来たよ」
といった言葉をいただくことで、働くことの喜びや社会とのつながりを実感することができ、大きな自信につながっています。
また、地域の子どもたちや高齢者の方々との交流も生まれ、世代を超えたつながりが広がっていくのも、こうしたイベントの魅力です。わくわくワークスは、地域の一員として、これからもさまざまな場面で“顔の見える関係”を育んでいきます。


企業・団体との連携
わくわくワークスは、地域の企業や団体との連携を通じて、より多様な働き方や活動の場を広げています。
運営母体である中エネグループとの連携により、図面作成やデータ入力などのパソコン業務を担う機会もあり、利用者さんのスキルや興味に応じた仕事の選択肢が広がっています。
また、地元の農家さんや福祉団体、商工会などとも協力し、農業体験や商品開発、イベント出店など、地域資源を活かした取り組みを展開しています。
こうした連携は、利用者さんにとっても「地域の中で役割を持つ」という実感につながり、社会参加の第一歩となっています。
今後も、地域の皆さまと共に新しい価値を生み出しながら、誰もが関われる“ひらかれた福祉”を目指していきます。


ボランティア募集・地域参加の呼びかけ
わくわくワークスでは、地域の皆さまに向けて、ボランティアとしての参加も広く呼びかけています。
農作業のお手伝いやイベントのサポート、商品づくりの補助など、関わり方はさまざま。特別なスキルや経験は必要ありません。
「ちょっと手伝ってみたい」
「地域の福祉に関心がある」
そんな気持ちがあれば、どなたでも大歓迎です。
ボランティアとして関わってくださる方々との交流は、利用者さんにとっても大きな刺激となり、社会とのつながりを実感する貴重な機会になります。また、地域の方々にとっても、福祉の現場を身近に感じていただくきっかけとなり、相互理解が深まっていきます。
わくわくワークスは、地域の中に根を張り、誰もが関われる場所として、これからも“ひらかれた関係づくり”を続けていきます。あなたも、わたしたちと一緒に地域を育てる仲間になりませんか?